blazing blood

「お主に頼みが有る」 取り立てて仲が悪い訳では無いが、普段滅多にプライベートで会話する事は無い同僚。 その同僚―ザ・ニンジャが朝から態々向こうから自室に出向いて来て、くぐもる声で一言紡ぐ。 臥床に座してニンジャを迎えた部屋の主―ジャンクマンは、彼に椅子をすすめたのだが、 何故か彼は立ち尽くしたまま動かない。 そんなニンジャが言葉を次ぐのをジャンクマンは暫し待ったが… 「………」 「おい、何だよ頼みってのは!」 何故か二の句を次がぬニンジャに、ジャンクマンは苛立ちを隠さない声で尋ねる。 「…頼み、だが…多分お主は面倒がると思うでな…」 ぼそりとニンジャが呟くと―忍術の類なのか―ジャンクマンの下肢が臥床に縫い付けられた。 「テメエ何しやがる!」 革紐か何かなのか、痛みはないが下肢に粘る様にしっとりと絡み付き、ジャンクマンに身じろぎすら許さない。 「……"礼"は先渡しで…断れない様にしようと思うてな」 相変わらず立ち尽くしジャンクマンを見下ろすニンジャは… 薄笑いの下、紅く照らう舌を口の端に乗せ、忍装束をはらりと床に落とす。 「おいおい、何やってんだよ…!」 頭巾は被ったままではあるものの、すっかり肌を露にしたニンジャは、ジャンクマンにゆるりと近づく。 「…普段は将軍様しか触れられぬ此の身を…味わってみぬか……?」 そのままジャンクハンドに手を掛けつつ、ニンジャはジャンクマンの腰に跨がる。 そしてジャンクハンドの鋲を舐め上げ、自ら舌先を ぷつり と刺して垂れ落ちる血を喉を鳴らし飲み下した。 普段、お高く止まった暗い奴としか思ってなかったニンジャの媚態に、知らずジャンクマンの喉もごくりと鳴る。 「マジかよ…」 「ふふ…後悔はさせぬ…堪能するがいい…」 ニンジャは、血のぬめりで厚ぼったく見える唇をジャンクマンの口元に寄せた…
「ん…ぅ…」 「くっ…やべえって…」 ニンジャはジャンクマンの股間に顔を埋め、緩く屹ち上がりかけたものに舌を這わせている。 やがて硬く張り詰めゆき、表面の血管が脈打つのが感じられる程になると、ニンジャはそれを口内深く導いた。 そうしながら、空いた手を自らの後孔に滑らせ、つぷりと指を挿れ、受け入れの為に慣らす。 「は…ぁ…」 快楽にびくびくと躯を震わせ、ジャンクマンのものを銜え込む唇も喘ぎに震えている。 ニンジャは口の端から横逸する唾液とジャンクマンの先走り、そして血液が合わさった液体を、揺れる舌で舐め上げた。 自涜に耽る様で有り乍ら、ニンジャはジャンクマンに弛み無く丁寧に奉仕を続けてゆく。 「はっ…スゲエなお前…」 流石将軍様のお気に入り、と言おうとして、それを揶揄ったら将軍様への不敬になりそうだ、と口をつぐむ。 すぅ とニンジャの朱に染まった目が弧を描き、薄りとした笑みを湛える。 ニンジャはゆるゆると躯を起こし、自らの後孔にジャンクマンの闌ける先端を宛てがった。 「…お主の、恋人には申し訳無いがな…?」 ニンジャの言葉に、ジャンクマンの脳裏に一瞬過る者はいたが… 「…あいつは恋人なんかじゃねえ!」 すぐに過る面影を振り払い、ジャンクマンが大声を上げる。 「…そうか。まあ拙者には関係の無い話か」 忘れていた、とニンジャが指を鳴らすとジャンクマンの下肢を拘束していた革紐が ふ と消え失せる。 と 同時にニンジャは腰を落としジャンクマンを受け入れた。 「くっ…おい、少し 早かった、んじゃ…ねえかよ…?」 かなりの締め上げに、突き入れる側のジャンクマンからも呻きの様な声が零れる。 「あぁ…っ…だが、まぁ な…」 ニンジャは明らかに眉根を顰め、脂汗を額に浮かべつつ、曖昧な返事をする。 そしてジャンクマンの下げている左手を腕で抱え持ち上げると、ずく と 鋲を自らの右胸に突き立てた。 「げっ!」 途端辺りは鮮血に塗れ、意図せず鋲を刺したジャンクマンは驚愕の声を上げる。 が、当のニンジャは にぃ と血染めの歯列を見せるかの如きに舌舐めずりをしてみせる。 「…拙者は、あまり 苦痛が感じられぬ様…あ っ…訓練されておるでな…」 腰を揺すりつつも鋲の突き立つ傷口に指を滑らせ、 はぁ… と喜悦の声を洩らす。 「ニヒヒ、ド変態だな…!」 「ぐっ…あ、ああ ぅっ…!」 ジャンクマンは右の鋲をニンジャの腿と脇腹に突き立て、後孔を更に穿つべく下から腰を揺する。 「は…あっ…い い、っ…」 二人ともだくだくと流れ出る鮮血を気にも止めず、激しい交歓にベッドが軋む。 「血の海地獄でイッちまいな、ニンジャ!」 後孔への抽送に合わせ、血に塗れた鋲も益々グイグイと食い込み、ニンジャの総身を犯す。 「あ、はっ…拙者が先に達しては"礼"に、ならんな…」 「いや、俺も結構楽しんでるぜ!ニヒヒ!」 大量の出血に意識も躯も白褪め始めるが、それを聞いたニンジャは、 ジャンクマンの頬に自分の頬を擦り寄せ、殊更うっとりとした甘やかな声で呟く。 「…ふふ…本当は焦熱地獄も、お楽しみに入れたかったがな…?」 「そこまで楽しんじまったら、"礼"とやらが"借り"になっちまうだろがよ!」 ジャンクマンがニンジャと密着したまま激しく腰を跳ね上げ突き上げる。 「あ ああぁっ!!」 一気に後孔を突き込まれ、ジャンクマンの腹筋で擦られ張り詰めたニンジャは、ガクガクと躯を震わせ吐精した。 「…くっ!」 それに合わせ激しく斂縮したニンジャの内部に絞り取られる様に、ジャンクマンもニンジャの中に精をぶちまけた。 二人はゆっくりと口元を寄せ合うと、まるで恋人同士の様にゆっくりと舌を絡ませ合う…

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